2004年 11月 06日
11日目の宿 室戸荘
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実は本日の宿『室戸荘』は古ーい建物の、しょっぱい宿で
戻るのがちょっとゆううつであった。
でも相方が、どうしても岬の先端に泊まりたいというので
仕方がない。。。
戻ってみると、宿のお兄さんはとっても愛想のいい人だった。
「お風呂先に入ってくださいねー、もう一人来ますのでその前に」
建物の全体的な様子は、30年前から変わっていないかんじで
お部屋もそれなりだったが、宿の人の雰囲気がいいと
それだけで、点もかなりアップするものだ。
夕食は、これまた
“以前は観光客相手の食堂だったであろう”
場所で取った。
今晩は、新顔の50歳代後半の
おじさん一人遍路とご一緒である。
おじさんはビールを注文。
わしらは今晩もガマン。
・・・しかし夕食、とくにお米がものすごくおいしかったのだ!!
つやつやぴかぴかしている。
あまり期待していなかったものだから
よけいにそのおいしさにビックリ。
それから、さすがにお刺身がプリプリでおいしい。
先ほどのお兄さんが一人で切り盛りしているので
「お米、おいしいですねーー」と言ったら
「そうですか?ありがとうございます。
自宅で精米しているんですよ」と自信たっぷりでおっしゃった。
お兄さんは気さくな人で、これをきっかけに、食事中話しが盛り上がったが
となりのおじさんは黙々と飲んで、食べている。
だがしだいに、アルコールがまわってくると、お兄さん相手に
また、自分のお遍路話を始めた。
だいたい、このくらいのおじさんが話すのは
「自分がこれまでに何回廻っていて、どのくらいの早さで歩いているか」
ということばかりだ。
で、わしらには一切話しかけないが、わしらにも聞いて欲しそうに話す。
わしらも、とりあえず「へー、ほー」などと相づちを打っておく。
外はネコがいっぱいいるそうで、「にゃー、にゃー」という声が聞こえていた。
戻るのがちょっとゆううつであった。
でも相方が、どうしても岬の先端に泊まりたいというので
仕方がない。。。
戻ってみると、宿のお兄さんはとっても愛想のいい人だった。
「お風呂先に入ってくださいねー、もう一人来ますのでその前に」
建物の全体的な様子は、30年前から変わっていないかんじで
お部屋もそれなりだったが、宿の人の雰囲気がいいと
それだけで、点もかなりアップするものだ。
夕食は、これまた
“以前は観光客相手の食堂だったであろう”
場所で取った。
今晩は、新顔の50歳代後半の
おじさん一人遍路とご一緒である。
おじさんはビールを注文。
わしらは今晩もガマン。
・・・しかし夕食、とくにお米がものすごくおいしかったのだ!!
つやつやぴかぴかしている。
あまり期待していなかったものだから
よけいにそのおいしさにビックリ。
それから、さすがにお刺身がプリプリでおいしい。
先ほどのお兄さんが一人で切り盛りしているので
「お米、おいしいですねーー」と言ったら
「そうですか?ありがとうございます。
自宅で精米しているんですよ」と自信たっぷりでおっしゃった。
お兄さんは気さくな人で、これをきっかけに、食事中話しが盛り上がったが
となりのおじさんは黙々と飲んで、食べている。
だがしだいに、アルコールがまわってくると、お兄さん相手に
また、自分のお遍路話を始めた。
だいたい、このくらいのおじさんが話すのは
「自分がこれまでに何回廻っていて、どのくらいの早さで歩いているか」
ということばかりだ。
で、わしらには一切話しかけないが、わしらにも聞いて欲しそうに話す。
わしらも、とりあえず「へー、ほー」などと相づちを打っておく。
外はネコがいっぱいいるそうで、「にゃー、にゃー」という声が聞こえていた。
by fudarakutokai
| 2004-11-06 17:25
| 修行の道場(高知)