2004年 11月 04日
乞喰(こつじき)遍路
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国道55号線はJR牟岐線と並行して、山の中をすすんでいる。
どんどん行くと、道の片側に並ぶ、ちょっとした集落が現れた。
たまたま見た軒の低い、一軒の家の中へ
薄汚い白衣を着た、2人連れの
遍路姿のおじさんが入っていった。
薄暗い商店のような家の中では
ちょっと困った様子の、おばさんの顔が見える。
昔は野宿が当たり前なので、当然白衣も汚れ
そういったお遍路さんが一般的であったろうが
現代では歩きと言えども、きちんと洗濯した
きれいな白衣を、身に着けている人がほとんどだ。
たまに見かけた、こういった汚い遍路の中には
お接待という親切に、半分たかって
まわっている人もいると聞いた。
もちろん、野宿で通すという志でまわっている人は
洗濯したり、自身がお風呂に入ったりする回数も減るので
ちょっとは薄汚れてくるものだが
見ればすぐに「たかり遍路」とは、違うことが判る。
とにかく「歩き遍路」はいろいろなタイプの人がいるのだ。
どんどん行くと、道の片側に並ぶ、ちょっとした集落が現れた。
たまたま見た軒の低い、一軒の家の中へ
薄汚い白衣を着た、2人連れの
遍路姿のおじさんが入っていった。
薄暗い商店のような家の中では
ちょっと困った様子の、おばさんの顔が見える。
昔は野宿が当たり前なので、当然白衣も汚れ
そういったお遍路さんが一般的であったろうが
現代では歩きと言えども、きちんと洗濯した
きれいな白衣を、身に着けている人がほとんどだ。
たまに見かけた、こういった汚い遍路の中には
お接待という親切に、半分たかって
まわっている人もいると聞いた。
もちろん、野宿で通すという志でまわっている人は
洗濯したり、自身がお風呂に入ったりする回数も減るので
ちょっとは薄汚れてくるものだが
見ればすぐに「たかり遍路」とは、違うことが判る。
とにかく「歩き遍路」はいろいろなタイプの人がいるのだ。
by fudarakutokai
| 2004-11-04 09:20
| 発心の道場(徳島)