2004年 11月 12日
塚地峠の手前で
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やっと、土佐市街を抜け、県道の一本道に入った。
だらだらと続く登り坂。
この先、県道は長さ2.6kのトンネルを抜けるが
遍路道は右の山道に逸れ
標高190mの「塚地峠」越えをする。
いよいよ峠道に入るところに、
公衆トイレがあったので寄っていく。
相方が先に行く間、わしが荷物番をして待っていた。
トイレはちょっとした公園の脇にあり、
駐車場には自動販売機も並んでいる。
今日はかなり疲れた。
いつもの「リアルゴールド」がある。飲みたいなあ・・・
相方はまだトイレから戻ってこない。
いつもは二人で分けるが、今は独り占めして全部飲みたい。
よし、来る前に飲んじゃえ。
ボタンを押して「ごっとん」とお目当てのドリンクが出てくると
すぐさま、ゴクゴクと飲みだした。
ところが3分の2ほど飲んだ頃、相方が出てくるのが見えた。
「やばい、もうあげるほどない。全部飲んじゃえ」
なにげなく、背を向けて残りを一気に飲みほし、缶をゴミ箱に捨てた。
「おまたせー、あれ・・・」
「あ、じゃ今度わし行って来るねー」
トイレに向かう。
個室に入ると、誰かが忘れた万歩計が置いてあった。
欲しかったんだよなあ・・・
どのくらい歩いたか分かるし・・・
もらっちゃおうか、しばらく迷ったが結局そのままに。
戻ると相方がすかさず
「さっきなんか飲んでただろー」
「え?ばれてた?」
「なんか、そわそわしてるんだもん」
「リアルゴールド飲んじゃった」
「ずるーい、一人で?」
「だって、全部のみたかったんだもん」
「おれも飲みたい」
「飲めばいいじゃん」
「・・・」
たかが、リアルゴールド一本で
何、言ってるんだろう、わしら・・・
結局、相方は飲まなかった。
だらだらと続く登り坂。
この先、県道は長さ2.6kのトンネルを抜けるが
遍路道は右の山道に逸れ
標高190mの「塚地峠」越えをする。
いよいよ峠道に入るところに、
公衆トイレがあったので寄っていく。
相方が先に行く間、わしが荷物番をして待っていた。
トイレはちょっとした公園の脇にあり、
駐車場には自動販売機も並んでいる。
今日はかなり疲れた。
いつもの「リアルゴールド」がある。飲みたいなあ・・・
相方はまだトイレから戻ってこない。
いつもは二人で分けるが、今は独り占めして全部飲みたい。
よし、来る前に飲んじゃえ。
ボタンを押して「ごっとん」とお目当てのドリンクが出てくると
すぐさま、ゴクゴクと飲みだした。
ところが3分の2ほど飲んだ頃、相方が出てくるのが見えた。
「やばい、もうあげるほどない。全部飲んじゃえ」
なにげなく、背を向けて残りを一気に飲みほし、缶をゴミ箱に捨てた。
「おまたせー、あれ・・・」
「あ、じゃ今度わし行って来るねー」
トイレに向かう。
個室に入ると、誰かが忘れた万歩計が置いてあった。
欲しかったんだよなあ・・・
どのくらい歩いたか分かるし・・・
もらっちゃおうか、しばらく迷ったが結局そのままに。
戻ると相方がすかさず
「さっきなんか飲んでただろー」
「え?ばれてた?」
「なんか、そわそわしてるんだもん」
「リアルゴールド飲んじゃった」
「ずるーい、一人で?」
「だって、全部のみたかったんだもん」
「おれも飲みたい」
「飲めばいいじゃん」
「・・・」
たかが、リアルゴールド一本で
何、言ってるんだろう、わしら・・・
結局、相方は飲まなかった。
by fudarakutokai
| 2004-11-12 15:00
| 修行の道場(高知)