2004年 11月 14日
そえみみず遍路道をゆく
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買い物から戻った相方と「今の人、目があぶなかったねーー」と言いつつ
いよいよ、そえみみず遍路道に向かう。
面白い名前が付いた道だが、今までの峠の遍路道と特に変わりはない。
ミミズのようにのたくった道なので、こういう名前が付いたらしいのだ。
でも、これまでも充分、のたくった峠道は通っていると思うが
今まで以上ということなのか。
地図にこの名を発見して、かなり以前から楽しみにしていた峠道なのである。
↑これが、「遍路道保存協会」の地図。
どうも縮尺が、伸びたり縮んだりしている気がする。
やはりというか、有名な峠道のせいか、今まで以上に遍路道保存協会の
赤い文字版が目につく。
『がんばれ』とか
『もうすこし』とか
『同行二人』などと書かれ、枝や木に付けられているのだが
それ以外に、ここには『○月○日、保存協会○○(人名)道普請』などといった
「道をきれいにしたよ」というアピール看板も目についた。
確かに、これまでの峠道より、下草は払われ、
きれいに道普請されていて、感謝に絶えないのだが・・・
このしつこいまでの自己アピール看板の多さ、どうなんだろうと思ってしまった。
さらに、緩やかな登り坂を行くと
そんな道普請も間に合わないほど
道が大きく、えぐれていた。
←こんな感じ
これまで何百年もの間、何万人もの人々が
同じ山道を行き、足跡が土を削り
そこを大雨が流れ、土をさらっていってしまった
結果だった。
このまま放っておくと、ここはそのうち道ではなくなってしまう。
自分がやっていることが、「人間のエゴ」にすぎないことを
あらためて、見せつけられた光景だった。
さっきのアブナイおじさんは
「焼坂峠よりらくだよー」と言っていたが
ダラダラと続く登り坂というのもイヤなものである。
頂上付近では、眼下に国道が見え
完全に見下ろしている感じ。
歩きの自分たちが、車より上にいて
ちょっと気分が良かった。
周りはひのきの林で、いい香りがして気持ちがいい。
天気がいいともっと気分がいいのだろう。
いよいよ、そえみみず遍路道に向かう。
面白い名前が付いた道だが、今までの峠の遍路道と特に変わりはない。
ミミズのようにのたくった道なので、こういう名前が付いたらしいのだ。
でも、これまでも充分、のたくった峠道は通っていると思うが
今まで以上ということなのか。
地図にこの名を発見して、かなり以前から楽しみにしていた峠道なのである。
↑これが、「遍路道保存協会」の地図。
どうも縮尺が、伸びたり縮んだりしている気がする。
やはりというか、有名な峠道のせいか、今まで以上に遍路道保存協会の
赤い文字版が目につく。
『がんばれ』とか
『もうすこし』とか
『同行二人』などと書かれ、枝や木に付けられているのだが
それ以外に、ここには『○月○日、保存協会○○(人名)道普請』などといった
「道をきれいにしたよ」というアピール看板も目についた。
確かに、これまでの峠道より、下草は払われ、
きれいに道普請されていて、感謝に絶えないのだが・・・
このしつこいまでの自己アピール看板の多さ、どうなんだろうと思ってしまった。
さらに、緩やかな登り坂を行くと
そんな道普請も間に合わないほど
道が大きく、えぐれていた。
←こんな感じ
これまで何百年もの間、何万人もの人々が
同じ山道を行き、足跡が土を削り
そこを大雨が流れ、土をさらっていってしまった
結果だった。
このまま放っておくと、ここはそのうち道ではなくなってしまう。
自分がやっていることが、「人間のエゴ」にすぎないことを
あらためて、見せつけられた光景だった。
さっきのアブナイおじさんは
「焼坂峠よりらくだよー」と言っていたが
ダラダラと続く登り坂というのもイヤなものである。
頂上付近では、眼下に国道が見え
完全に見下ろしている感じ。
歩きの自分たちが、車より上にいて
ちょっと気分が良かった。
周りはひのきの林で、いい香りがして気持ちがいい。
天気がいいともっと気分がいいのだろう。
by fudarakutokai
| 2004-11-14 11:40
| 修行の道場(高知)