2004年 11月 14日
37番札所 藤井山岩本寺
|
2日ぶりのお詣り、36番青龍寺からは58kもの距離。
岩本寺に着いた。
その前に、あの『目のあぶない』おじさんがいるではないか!!
「あー、今着いたの?そえみみず遍路道きたのー?」
おじさんが話しかけてきた。
「あ、はい・・・」
とりあえず、無視するわけにもいかないので、相づちだけ打ち境内に入った。
おじさんも一緒に入ってくる。
納経時間ぎりぎりだが、急いで本堂に向かう。
なんとこちらのご本尊は5体もある。
ご本尊真言を唱えるのもたいへんだ。
次に、すぐ隣りに並んでいる大師堂に向かう。
その後、納経所で納経を済ませたが、おじさんはずっとそばにいて離れない。
「うわ、困ったなあ・・・」
内心、二人ともどうしようかと思っていた。
おじさんは何か話すでもなく、ふらーっと着いてまわってくる。
「このまま、着いてくる気かなあ・・・」
追い払うわけにもいかないので、そのままにしていたら
山門を出たとたん、また、ふらーっとどこかに行ってしまった。
「・・・いたね、あのおじさん・・・」
「なんかさ、わし、一番始め見た時から思っていたんだけど“のらいぬ”ぽくない?」
「うん、ぽい。ふらーっとついてきて、ふらーっといなくなるところなんか」
キョロキョロしてみたが、もう辺りには見あたらなくなってしまった。
不思議な人である。
とにかく、おじさんもいなくなり、先ほどの道を戻っていると
先ほどの喫茶店の前に差し掛かる。
「ねえ、はいろーよ」
「でも、さっき道の駅でコーヒー飲んじゃったよ」
「そうだねー、こんなことなら飲まなきゃよかったね。
でもさあ、よさそうな雰囲気じゃない?ね、入ろうよ、15分だけ」
「じゃ、15分だけね」
ちょっと、昔のバーのような雰囲気のドアを開けると
店内は、白熱灯のオレンジ色がかった照明で、趣のあるたたずまいだった。
「いらっしゃいませ」
マスターに案内され、奥のテーブルにつく。
昔からやっているのだろう、30年くらい時間が止まったかのような店内で
ふわーっといい心地になる。
相方は大好きな『ダッチコーヒー』を発見。
注文すると「少し濃くて苦めなコーヒーですが、よろしいでしょうか」
先ほどのマスターの娘さん?らしい人が控えめに言ってきた。
「いい雰囲気だね、入ってよかったねー」
ジャズがかかる、これまたノスタルジックな店内で、のんびりまったり。
ちょっと残念だったのは、大きなユリ『カサブランカ』が生けてあったこと。
この花、匂いがきついので、せっかくのコーヒーの香りを
消してしまっていた。
もったいなかった・・・
よっぽど言おうかなあと思ったくらい。
それから、最後に“日本茶”が出てきた。
それも、コーヒーとは別物のうすーいやつで、正直おいしくなかった。
なんでだろう?
そういえば、以前、室戸岬で入ったカフェでも最後にお茶が出てきたぞ。
こちらはこういうサービスなのか?
岩本寺に着いた。
その前に、あの『目のあぶない』おじさんがいるではないか!!
「あー、今着いたの?そえみみず遍路道きたのー?」
おじさんが話しかけてきた。
「あ、はい・・・」
とりあえず、無視するわけにもいかないので、相づちだけ打ち境内に入った。
おじさんも一緒に入ってくる。
納経時間ぎりぎりだが、急いで本堂に向かう。
なんとこちらのご本尊は5体もある。
ご本尊真言を唱えるのもたいへんだ。
次に、すぐ隣りに並んでいる大師堂に向かう。
その後、納経所で納経を済ませたが、おじさんはずっとそばにいて離れない。
「うわ、困ったなあ・・・」
内心、二人ともどうしようかと思っていた。
おじさんは何か話すでもなく、ふらーっと着いてまわってくる。
「このまま、着いてくる気かなあ・・・」
追い払うわけにもいかないので、そのままにしていたら
山門を出たとたん、また、ふらーっとどこかに行ってしまった。
「・・・いたね、あのおじさん・・・」
「なんかさ、わし、一番始め見た時から思っていたんだけど“のらいぬ”ぽくない?」
「うん、ぽい。ふらーっとついてきて、ふらーっといなくなるところなんか」
キョロキョロしてみたが、もう辺りには見あたらなくなってしまった。
不思議な人である。
とにかく、おじさんもいなくなり、先ほどの道を戻っていると
先ほどの喫茶店の前に差し掛かる。
「ねえ、はいろーよ」
「でも、さっき道の駅でコーヒー飲んじゃったよ」
「そうだねー、こんなことなら飲まなきゃよかったね。
でもさあ、よさそうな雰囲気じゃない?ね、入ろうよ、15分だけ」
「じゃ、15分だけね」
ちょっと、昔のバーのような雰囲気のドアを開けると
店内は、白熱灯のオレンジ色がかった照明で、趣のあるたたずまいだった。
「いらっしゃいませ」
マスターに案内され、奥のテーブルにつく。
昔からやっているのだろう、30年くらい時間が止まったかのような店内で
ふわーっといい心地になる。
相方は大好きな『ダッチコーヒー』を発見。
注文すると「少し濃くて苦めなコーヒーですが、よろしいでしょうか」
先ほどのマスターの娘さん?らしい人が控えめに言ってきた。
「いい雰囲気だね、入ってよかったねー」
ジャズがかかる、これまたノスタルジックな店内で、のんびりまったり。
ちょっと残念だったのは、大きなユリ『カサブランカ』が生けてあったこと。
この花、匂いがきついので、せっかくのコーヒーの香りを
消してしまっていた。
もったいなかった・・・
よっぽど言おうかなあと思ったくらい。
それから、最後に“日本茶”が出てきた。
それも、コーヒーとは別物のうすーいやつで、正直おいしくなかった。
なんでだろう?
そういえば、以前、室戸岬で入ったカフェでも最後にお茶が出てきたぞ。
こちらはこういうサービスなのか?
by fudarakutokai
| 2004-11-14 16:54
| 修行の道場(高知)