2004年 11月 24日
足摺岬 白山洞門
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金剛福寺のある足摺岬は『補陀落渡海(ふだらくとかい)』の地として
知られているところである。
その昔、観音浄土である『補陀落』に
祈りをささげる、補陀落信仰が盛んになり
海の向こうには、ユートピアである
観音浄土があると信じられていた。
その浄土目指してあまたの僧が
ここ足摺岬や室戸岬、和歌山の那智から
小舟で単身、大海原に漕ぎ出でていった。
それが『補陀落渡海(ふだらくとかい)』である。
足摺岬という地名は、その渡海に行くことができず
残されたものが、地団駄を踏んで残念がったことから
ついたという説もある。
そんな話しを聞くと、地の果てといった感のある足摺岬だが
今では観光客が多く、南国の木々が生い茂って
明るい雰囲気につつまれている。
お寺のお参りが済んでから、我々は椿のトンネルを抜けて
灯台まで行き、そこでお昼を食べた。
お昼は、昨日の宿「旅路」さんが
お接待で作ってくれたおむすびだ。
白ゴマがまぶしてあって、海苔も黒く厚くて
とってもおいしい。
今日の宿は、ここから13kほど先の
土佐清水市内にある「はやかわ」さんに決めた。
「旅路」さんでお勧めしてくれた宿である。
足摺岬では、もう一箇所観光する予定だ。
灯台からぐるりと遊歩道が設置されていて、
その一番先にある『白山洞門』を見に行く。
白山洞門は、海水の浸食によって、
門のように穴が開いた花崗岩の岩場である。
以前にここを訪れたときに
見てはいるのだが
密教でいうところの
「金剛界」と「胎蔵界」。
金剛福寺は金剛界
白山洞門は胎蔵界を
現しているそうなので
今回は、ここを
はずすわけにはいかないのだ。
ちなみに、高知のもう一つの突端、室戸岬では
最御崎寺が金剛界、御蔵洞が胎蔵界ということであった。
白山洞門は岩の絶壁が海を隠し、小さく洞門が開いていて
向こうに海が見えるという、観光地としても迫力満点のものだが
訪れる人もまばらで閑散としていた。
知られているところである。
その昔、観音浄土である『補陀落』に
祈りをささげる、補陀落信仰が盛んになり
海の向こうには、ユートピアである
観音浄土があると信じられていた。
その浄土目指してあまたの僧が
ここ足摺岬や室戸岬、和歌山の那智から
小舟で単身、大海原に漕ぎ出でていった。
それが『補陀落渡海(ふだらくとかい)』である。
足摺岬という地名は、その渡海に行くことができず
残されたものが、地団駄を踏んで残念がったことから
ついたという説もある。
そんな話しを聞くと、地の果てといった感のある足摺岬だが
今では観光客が多く、南国の木々が生い茂って
明るい雰囲気につつまれている。
お寺のお参りが済んでから、我々は椿のトンネルを抜けて
灯台まで行き、そこでお昼を食べた。
お昼は、昨日の宿「旅路」さんが
お接待で作ってくれたおむすびだ。
白ゴマがまぶしてあって、海苔も黒く厚くて
とってもおいしい。
今日の宿は、ここから13kほど先の
土佐清水市内にある「はやかわ」さんに決めた。
「旅路」さんでお勧めしてくれた宿である。
足摺岬では、もう一箇所観光する予定だ。
灯台からぐるりと遊歩道が設置されていて、
その一番先にある『白山洞門』を見に行く。
白山洞門は、海水の浸食によって、
門のように穴が開いた花崗岩の岩場である。
以前にここを訪れたときに
見てはいるのだが
密教でいうところの
「金剛界」と「胎蔵界」。
金剛福寺は金剛界
白山洞門は胎蔵界を
現しているそうなので
今回は、ここを
はずすわけにはいかないのだ。
ちなみに、高知のもう一つの突端、室戸岬では
最御崎寺が金剛界、御蔵洞が胎蔵界ということであった。
白山洞門は岩の絶壁が海を隠し、小さく洞門が開いていて
向こうに海が見えるという、観光地としても迫力満点のものだが
訪れる人もまばらで閑散としていた。
by fudarakutokai
| 2004-11-24 13:53
| 修行の道場(高知)