2004年 10月 27日
まずは徳島駅
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空が白み始めた、夜明けの徳島駅に着いた。
また直撃かと思われた台風24号だが、
どうにか今回は逸れてくれた。
そのなごりか、風が強く、空を流れる雲はすさまじく早い。
まずは、駅のトイレをお借りして
顔を洗ったりコンタクトを入れたり、簡単に準備をする。
ばっちり視界の広がった目で構内を見渡すと・・・
第一お遍路発見!!
「うわーー、お遍路さん、お遍路さん!ホントに白衣着てるよーー」
「うわー、実感わいてきたなあ」
こんな早朝、わりとお若い男性お遍路さんが、構内のイスに座っていた。
ちょっとくたびれた身なりからすると、すでに何日か
歩いているように見受けられる。
・・後で考えると、徳島駅は若干遍路道からはずれている。
この辺りで野宿でもしたのか?
それともここで区切りうちして、いったん家に帰るのか?
さて、まだ6時前、一番札所に向かうには早すぎる。
徳島駅の近くに温泉があるらしい。
予定としては、ここでちょっと夜行バスの疲れをとって
今日の行程を、万全の体制で臨むつもりだった。
しかし・・・行けども行けども温泉は見つからない。
道を尋ねようにも誰も歩いていないし、店はみーんなしまっている。
まだ薄暗い徳島の町で途方に暮れてしまった。
「方向は間違っていないはずだけど・・・」
“阿波踊り会館”付近でやっと第一住民発見。
場所をきくと近くらしい。
でも見つからない・・・
やっと発見した「新町温泉」喜び勇んで入ろうとしたら・・・
なにやら入り口に紙が貼ってある。
【本日ボイラー故障の為、営業できません】
なぬーーーー
わしらはショックのため、その場に立ちつくしてしまった。
二人で、しばしボーゼンと紙を見つめていると、
中から人が出てきてくれた。
「ごめんなさいねー。
ボイラーが故障しちゃって、いつ直るかわからないの。
普段ならもう開いてる時間なのだけど・・・」
しかたがない・・・
二人はとぼとぼと、また徳島駅に向かって
誰もいない商店街を進むのであった。
本当は駅前で、朝食もとる予定だったのだが
開いているお店は皆無であった。
また直撃かと思われた台風24号だが、
どうにか今回は逸れてくれた。
そのなごりか、風が強く、空を流れる雲はすさまじく早い。
まずは、駅のトイレをお借りして
顔を洗ったりコンタクトを入れたり、簡単に準備をする。
ばっちり視界の広がった目で構内を見渡すと・・・
第一お遍路発見!!
「うわーー、お遍路さん、お遍路さん!ホントに白衣着てるよーー」
「うわー、実感わいてきたなあ」
こんな早朝、わりとお若い男性お遍路さんが、構内のイスに座っていた。
ちょっとくたびれた身なりからすると、すでに何日か
歩いているように見受けられる。
・・後で考えると、徳島駅は若干遍路道からはずれている。
この辺りで野宿でもしたのか?
それともここで区切りうちして、いったん家に帰るのか?
さて、まだ6時前、一番札所に向かうには早すぎる。
徳島駅の近くに温泉があるらしい。
予定としては、ここでちょっと夜行バスの疲れをとって
今日の行程を、万全の体制で臨むつもりだった。
しかし・・・行けども行けども温泉は見つからない。
道を尋ねようにも誰も歩いていないし、店はみーんなしまっている。
まだ薄暗い徳島の町で途方に暮れてしまった。
「方向は間違っていないはずだけど・・・」
“阿波踊り会館”付近でやっと第一住民発見。
場所をきくと近くらしい。
でも見つからない・・・
やっと発見した「新町温泉」喜び勇んで入ろうとしたら・・・
なにやら入り口に紙が貼ってある。
【本日ボイラー故障の為、営業できません】
なぬーーーー
わしらはショックのため、その場に立ちつくしてしまった。
二人で、しばしボーゼンと紙を見つめていると、
中から人が出てきてくれた。
「ごめんなさいねー。
ボイラーが故障しちゃって、いつ直るかわからないの。
普段ならもう開いてる時間なのだけど・・・」
しかたがない・・・
二人はとぼとぼと、また徳島駅に向かって
誰もいない商店街を進むのであった。
本当は駅前で、朝食もとる予定だったのだが
開いているお店は皆無であった。
by fudarakutokai
| 2004-10-27 05:16
| 発心の道場(徳島)