2004年 11月 26日
松尾峠越え
|
竹の生い茂る遍路道で、確かにここを自転車は不可能だ。
しかし、そんな道を、おばさんは74歳とは思えぬフットワークで進んでいく。
とはいえ、自転車は先ほどの場所に置いたまま。
買った魚も置いたまま。
どこまで一緒なのだろう。と、こちらは気が気でない。
「以前にもスーパーで若いお遍路さんに会って、やっぱりその人も
古い遍路道を行きたいというので、この道を一緒に来たのよー」
おばさんは、歩きのお遍路さんを見つけては、くっついて歩いているらしい。
しばらく、黙々と歩いていたが突然
「疲れたから、ここまでにする」
と、宣言し、挨拶をして戻ってしまった。
われらもさすがにちょっと一安心。
これから越える松尾峠は、標高300mあまり。
昭和初期までは、メインルートだったそうで、この峠を越えると
いよいよ 『伊予』の国。愛媛入りなのである。
松尾峠は、文旦畑の中を進む。
まだ、収穫の季節ではないそうだが、大きく重そうな文旦がたわわに実っている。
じつは、昨日のみはら会の宿に《文旦注文表》があったので、いただいてきた。
帰宅したら、注文するつもりだ。
しかし、そんな道を、おばさんは74歳とは思えぬフットワークで進んでいく。
とはいえ、自転車は先ほどの場所に置いたまま。
買った魚も置いたまま。
どこまで一緒なのだろう。と、こちらは気が気でない。
「以前にもスーパーで若いお遍路さんに会って、やっぱりその人も
古い遍路道を行きたいというので、この道を一緒に来たのよー」
おばさんは、歩きのお遍路さんを見つけては、くっついて歩いているらしい。
しばらく、黙々と歩いていたが突然
「疲れたから、ここまでにする」
と、宣言し、挨拶をして戻ってしまった。
われらもさすがにちょっと一安心。
これから越える松尾峠は、標高300mあまり。
昭和初期までは、メインルートだったそうで、この峠を越えると
いよいよ 『伊予』の国。愛媛入りなのである。
松尾峠は、文旦畑の中を進む。
まだ、収穫の季節ではないそうだが、大きく重そうな文旦がたわわに実っている。
じつは、昨日のみはら会の宿に《文旦注文表》があったので、いただいてきた。
帰宅したら、注文するつもりだ。
by fudarakutokai
| 2004-11-26 15:00
| 修行の道場(高知)