2004年 11月 27日
遍路を惑わす地元民の優しい罠
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観自在寺までの道程は、保存協会の地図によると
一本道に近く、わかりやすいように思われた。
ところが歩いてみると、ちょうど道路を新しく造り直していて
旧道と新道が入り乱れて、わかりにくいことこの上ない。
工事中でアスファルトの敷いていない新道を、歩きだから・・・と
無理矢理通ってしまったり、県道の旧道よりさらに古い遍路道に入ったり・・・
今日は、そもそも道についていない一日であった。
観自在寺に近づき、いい感じの古い豊田の町並みを
キョロキョロしつつ歩いていたら 【四国の道】の標識が
右に曲がるよう、指し示していた。
これは建設省(旧)が勝手に作った道なので、遍路道にあらず。
その先の電柱には、おなじみの遍路道シールが
【まっすぐ進め】と示している。
わしらは遍路シールの通りに、今歩いている街道をまっすぐ進もうとした。
すると、その先にいたおじさんがこちらを見て
「みぎにまがれ」と、手を大きく右側にかざし
教えてくれている。
・・・本当は、まっすぐのはずなんだけど。
でもせっかく親切で教えてくれているので、仕方なく右に曲がった。
ところが・・・
曲がった先の道は僧都川を渡った後、車通りの激しい県道に出た。
先ほどの旧街道を避けるための、バイパスのような道路だ。
見るものはなく単調で、どう考えても先ほどの古い町並みの
街道を行く方が楽しかった。
その上、しばらく行くと緩やかな上り坂に。
車ではなんてことのない上りだが、歩行者にはつらい坂だ。
仕方なく、川を挟み対岸に戻った。
お寺はまだ先なので、この川沿いのサイクリングロードを
進むことにした。
地元の人の案内は、本当にありがたいものなのだが
古くからの遍路道より、新しい道を教えてくれる傾向が強い。
地元の人にとって生活道路なので、そちらの方が一般的なのだろう。
でもそちらは、ほとんどが車のための道路であって
古くからの遍路道を選んで歩いている、わしらにとっては
不便だったり、遠回りだったり、あまり喜べる道ではないのだ。
川沿いの道は、いっそう強まった向かい風で
進むのも大変なほどだった。
一本道に近く、わかりやすいように思われた。
ところが歩いてみると、ちょうど道路を新しく造り直していて
旧道と新道が入り乱れて、わかりにくいことこの上ない。
工事中でアスファルトの敷いていない新道を、歩きだから・・・と
無理矢理通ってしまったり、県道の旧道よりさらに古い遍路道に入ったり・・・
今日は、そもそも道についていない一日であった。
観自在寺に近づき、いい感じの古い豊田の町並みを
キョロキョロしつつ歩いていたら 【四国の道】の標識が
右に曲がるよう、指し示していた。
これは建設省(旧)が勝手に作った道なので、遍路道にあらず。
その先の電柱には、おなじみの遍路道シールが
【まっすぐ進め】と示している。
わしらは遍路シールの通りに、今歩いている街道をまっすぐ進もうとした。
すると、その先にいたおじさんがこちらを見て
「みぎにまがれ」と、手を大きく右側にかざし
教えてくれている。
・・・本当は、まっすぐのはずなんだけど。
でもせっかく親切で教えてくれているので、仕方なく右に曲がった。
ところが・・・
曲がった先の道は僧都川を渡った後、車通りの激しい県道に出た。
先ほどの旧街道を避けるための、バイパスのような道路だ。
見るものはなく単調で、どう考えても先ほどの古い町並みの
街道を行く方が楽しかった。
その上、しばらく行くと緩やかな上り坂に。
車ではなんてことのない上りだが、歩行者にはつらい坂だ。
仕方なく、川を挟み対岸に戻った。
お寺はまだ先なので、この川沿いのサイクリングロードを
進むことにした。
地元の人の案内は、本当にありがたいものなのだが
古くからの遍路道より、新しい道を教えてくれる傾向が強い。
地元の人にとって生活道路なので、そちらの方が一般的なのだろう。
でもそちらは、ほとんどが車のための道路であって
古くからの遍路道を選んで歩いている、わしらにとっては
不便だったり、遠回りだったり、あまり喜べる道ではないのだ。
川沿いの道は、いっそう強まった向かい風で
進むのも大変なほどだった。
by fudarakutokai
| 2004-11-27 09:12
| 菩提の道場(愛媛)