2004年 11月 30日
徳岡旅館さんの夕食
|
部屋には、ごちゃごちゃに積まれた衣装ケースと
テレビとダブルの布団・・・
とりあえず服を着替え、持っていたありったけの服を着て
夕飯までの時間、することもないのでテレビを付けた。
「・・・さ、寒いねえ・・・」
暖房器具がない。
「どうしよう、宿の人に言おうか・・・」
と言っている間に、お夕食の声がかかったので
下におりていく。
食堂には、もう一組、比較的お若い(と言っても30代くらい)の
男性お遍路さんが二人。
「こんにちはー、お疲れ様です」
ひとまず挨拶をして、隣の席に着く。
食卓に並んだ夕食。
なんとなく白い食器が、目にまぶしい・・・
「お代わりありますからねー、言ってくださいねー」
女将が声をかけてくれる。
先ほどの男性お遍路さんと話が弾む。
お二人とも、お話し好きのようだ。
「私たちは東京からなんですよー。
友達同士で、休みがあうと遍路に来てます。もう何年かな。
今回は今日歩き出したところで、3日くらい歩いたら
また帰ります。」
「まだここですけど、ゆっくり廻ってるので
いつかそのうち結願するかな。って感じです。」
「そうですかー。私たちは群馬からです。
お二人とも仲がよさそうで、楽しそうですねー。
私たちは一番からずっと歩いてます。」
そんなお二人は、お若いせいかすごい食欲で
話しをしている間にも、二人してお代わりを繰り返している。
相方も一杯お代わりして、遅ればせながらわしも
「すみません・・・ご飯いただけますか?」
「あらー、ご飯なくなっちゃったわー」(女将)
「・・・あ、じゃ、いいです。」(わし)
「大丈夫、大丈夫。ちょっと待っててね。
今、うどん煮るから。うどんならあるから
他の人も、うどん、お代わりしてね」
「あ、すみません。俺たちが食べすぎちゃったかな」
と、申し訳なさそうにお二人。
「いえいえ、大丈夫ですよ。私も絶対お代わりしたいわけじゃないし。
おうどんならあるそうですから、お二人もいかがですか?」
「いえ、さすがに俺たちはもういいですよ」
「はい、おまたせー。他の人はいい?」
出てきた鍋焼きうどんは・・・
関西風の薄い色の汁に、うどんが入って
具は・・・ない。
根ショウガが数きれ、麺に絡んでいるだけ・・・
でも熱々だったので、それがとってもうれしかった。
誰も、うどんのお代わりはしなかったけど・・・
テレビとダブルの布団・・・
とりあえず服を着替え、持っていたありったけの服を着て
夕飯までの時間、することもないのでテレビを付けた。
「・・・さ、寒いねえ・・・」
暖房器具がない。
「どうしよう、宿の人に言おうか・・・」
と言っている間に、お夕食の声がかかったので
下におりていく。
食堂には、もう一組、比較的お若い(と言っても30代くらい)の
男性お遍路さんが二人。
「こんにちはー、お疲れ様です」
ひとまず挨拶をして、隣の席に着く。
食卓に並んだ夕食。
なんとなく白い食器が、目にまぶしい・・・
「お代わりありますからねー、言ってくださいねー」
女将が声をかけてくれる。
先ほどの男性お遍路さんと話が弾む。
お二人とも、お話し好きのようだ。
「私たちは東京からなんですよー。
友達同士で、休みがあうと遍路に来てます。もう何年かな。
今回は今日歩き出したところで、3日くらい歩いたら
また帰ります。」
「まだここですけど、ゆっくり廻ってるので
いつかそのうち結願するかな。って感じです。」
「そうですかー。私たちは群馬からです。
お二人とも仲がよさそうで、楽しそうですねー。
私たちは一番からずっと歩いてます。」
そんなお二人は、お若いせいかすごい食欲で
話しをしている間にも、二人してお代わりを繰り返している。
相方も一杯お代わりして、遅ればせながらわしも
「すみません・・・ご飯いただけますか?」
「あらー、ご飯なくなっちゃったわー」(女将)
「・・・あ、じゃ、いいです。」(わし)
「大丈夫、大丈夫。ちょっと待っててね。
今、うどん煮るから。うどんならあるから
他の人も、うどん、お代わりしてね」
「あ、すみません。俺たちが食べすぎちゃったかな」
と、申し訳なさそうにお二人。
「いえいえ、大丈夫ですよ。私も絶対お代わりしたいわけじゃないし。
おうどんならあるそうですから、お二人もいかがですか?」
「いえ、さすがに俺たちはもういいですよ」
「はい、おまたせー。他の人はいい?」
出てきた鍋焼きうどんは・・・
関西風の薄い色の汁に、うどんが入って
具は・・・ない。
根ショウガが数きれ、麺に絡んでいるだけ・・・
でも熱々だったので、それがとってもうれしかった。
誰も、うどんのお代わりはしなかったけど・・・
by fudarakutokai
| 2004-11-30 18:47
| 菩提の道場(愛媛)