2004年 11月 02日
22番札所 白水山平等寺
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夕日がまぶしい、平等寺の門前に着いたのは4時だった。
前の駐車場には、まだ何台かの車が止まっている。
軽トラックにミカンを乗せて
行商をしているおばさんもいる。
するとそこでミカンを買っていた
若い(30代前半)男性車遍路が
「あ、ちょっと待って、お接待します」
と買ったばかりのミカンの袋から、
いくつかミカンを分けてくれた。
「私も以前、歩いて廻ったことがあるんですよ。
今は、ヒマを見つけて車で廻っています。
そうだ、ちょっと待って」
彼は自分の車に走っていった。
そして、ティッシュケースを持って現れた。
あれ、これ・・・
「どうぞ、これ、あるおばちゃんから、
お遍路さんを見かけたらあげてくれ、って
頼まれているんですよ」
「あ、ごめんなさい。実は昨日、同じものを
多分そのおばさんからいただいたんです」
「えー、本当ですか。おばちゃんに会ったんだ。
じゃあ、あげられませんねえ」
「ああ、そういえば私も昨日、あんた達にあったねえ。
赤い橋のところで、挨拶してくれたよね」
ミカンを売っているおばちゃんも、そんなことを言い出した。
え・・・赤い橋ってどこの?
ごめんなさい、おばちゃん。
わしら覚えてないです・・・
「どうもありがとうございました」
「あ、ぼくもお詣りしてこなくちゃ、まだだったんだ」
わしらはお詣り前に、うらみがましく
お寺の隣の「山茶花」さんの前に行ってみた。
やっぱりやっていなかった。。。
さて、お詣り、お詣り。
もうすぐ5時だというのに
まだ何人かのお遍路さんがお詣りしている。
先ほどのミカンおにーさんと“パラソル行者”さんも。
ぎりぎりセーフで納経完了。
前の駐車場には、まだ何台かの車が止まっている。
軽トラックにミカンを乗せて
行商をしているおばさんもいる。
するとそこでミカンを買っていた
若い(30代前半)男性車遍路が
「あ、ちょっと待って、お接待します」
と買ったばかりのミカンの袋から、
いくつかミカンを分けてくれた。
「私も以前、歩いて廻ったことがあるんですよ。
今は、ヒマを見つけて車で廻っています。
そうだ、ちょっと待って」
彼は自分の車に走っていった。
そして、ティッシュケースを持って現れた。
あれ、これ・・・
「どうぞ、これ、あるおばちゃんから、
お遍路さんを見かけたらあげてくれ、って
頼まれているんですよ」
「あ、ごめんなさい。実は昨日、同じものを
多分そのおばさんからいただいたんです」
「えー、本当ですか。おばちゃんに会ったんだ。
じゃあ、あげられませんねえ」
「ああ、そういえば私も昨日、あんた達にあったねえ。
赤い橋のところで、挨拶してくれたよね」
ミカンを売っているおばちゃんも、そんなことを言い出した。
え・・・赤い橋ってどこの?
ごめんなさい、おばちゃん。
わしら覚えてないです・・・
「どうもありがとうございました」
「あ、ぼくもお詣りしてこなくちゃ、まだだったんだ」
わしらはお詣り前に、うらみがましく
お寺の隣の「山茶花」さんの前に行ってみた。
やっぱりやっていなかった。。。
さて、お詣り、お詣り。
もうすぐ5時だというのに
まだ何人かのお遍路さんがお詣りしている。
先ほどのミカンおにーさんと“パラソル行者”さんも。
ぎりぎりセーフで納経完了。
by fudarakutokai
| 2004-11-02 16:00
| 発心の道場(徳島)